【電気】東電企業向けの2割程度料金値上げへ（家庭向けも１割程度申請へ）、東電社長値上げは当然の対応、企業にはエネットに切り替えてほしい（東京ガスは少し値下げ）

東京電力は原発事故の影響で企業向けの電気料金を20%割程度値上げするようです。家庭向けは10％程度で申請するようです。節電の次は、電気料金の値上げです。20％値上げはキツいと思います。

以下はNHKより引用です。

東電企業向けの料金値上げへ

東京電力は原発事故の影響で燃料費の負担が増えているとして、規模の大きなスーパーや工場など契約電力が５０キロワット以上の企業向けの電気料金を来年４月から値上げすると発表しました。

12月22日 11時23分　NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111222/k10014829711000.html

東京電力の西澤俊夫社長は値上げについて、東京電力の経営陣としては当然の対応だという考えを示しました。

東電社長値上げは当然の対応

東京電力の西澤俊夫社長は、家庭向けの電気料金の値上げを申請したいという方針について「事業者としての権利でも義務でもある。経営が成り立たない状況に陥ることが見通せるときに何もしないのは株主代表訴訟の対象にもなるので、しっかり対応しないといけない」と述べ、東京電力の経営陣としては当然の対応だという考えを示しました。一方、政府との間で検討に入った１兆円規模の公的資金の投入について、西澤社長は「経営破綻を避ける意味では一般的に選択肢にあると思っているが、現時点では公的資金の受け入れについては判断していない」と述べるにとどまりました。

12月22日 16時55分　NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111222/t10014840861000.html

東京電力の今年の冬のボーナスは37万4000円（一般職の組合員平均）と言われていて、昨年の84万4000円に比べると大幅ダウンしていますが、それでも支給されていることに対しての批判をネット上では頻繁に見かけます。電気料金を値上げしたり、公的資金を投入しなければならないかもしれない状態で、しかも福島市大波地区の米は買い取れないと言っていたりするなかで、ボーナスは出ているということを納得できない人が多くて当然だと思います。

城南信用金庫は、今月からほとんどの店舗を東京電力から天然ガスなどで発電する電力会社「エネット」に電気の供給元を切り替えます。それによって電気料金を1000万円低減（試算）することができると、昨日のNHKのニュースで言っていました。他の企業も東電からの切り替えを検討してほしいですね。既に、霞が関の中央省庁や国立市もエネットなどに切り替えています。

▶【お！】城南信用金庫が「脱原発」へ、東電との契約解除！天然ガスなどで発電する電力会社「エネット」に供給元を切り替え
▶【電気】国立市が「脱東電」学校などの電力切り替え。それより一足先に『霞が関』の電力は東電じゃない（各官庁の本庁ビルの電力購入先と入札金額）